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2015年05月26日

同一労働同一賃金を採用する前に労働の質を正しく評価するシステムが必要

民主、維新両党は25日、労働者派遣法改正案への
対案となる「同一労働同一賃金法案」を共同提案する
方針を決めた。 

同一労働同一賃金法案は、同じ労働なら非正規労働
者にも正規労働者と同じ賃金を支払う仕組みである。

確かに、同一の仕事をしているのに、単純に非正規労
働者という理由だけで正規労働者より安い賃金しか支
払わないのは不合理である。

しかし、同一労働というものを合理的に定義できるか否
かは疑問である。

同じ仕事をしても、できあがりの質や時間は人により大き
く異なる。

過去に何度も述べてきたが、日本の雇用管理の最大の
問題点は部下の能力を事実に基づき客観的に評価する
システムがないことである。

この現状を改善しないまま、非正規と正規の差別禁止法
ではなく、正規社員間にも適用される可能性を持つ同一
労働同一賃金を法律で義務づけることは百害あって一利
なしといえる。





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posted by ドクター国松 at 11:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本企業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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