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2015年05月19日

財政難は国民との約束を反故にできる免罪符ではない。

この世の中で最も信用できないものは何か、と考えた
間違いなく最も信用できないことは「政府の約束であ
る」と断言できる。

最近では再生可能エネルギー電力の買取価格の引下
げが記憶に新しい。

しかし、政府の最も大きな約束違反は年金制度に関す
るものである。

強制的に加入させられるものであるにもかかわらず、
国民が40年近い義務を果たした後に一方的に約束を
反故にし改悪を続けている。

40年以上義務を果たした国民に対し、当初の約束を
果たすのは政府の責任である。

支払う時点で財源が不足する、というのも政府の責任
であり、こつこつと年金を支払い続けてきた国民には
何の責任もない。

それを財源がないという理由で一方的に改悪を続ける
政府の行動には何の正当性も弁解の余地もない。

政府は一方的に支給開始年齢を引き上げ、マクロ経済
スライドという詐欺的手法を用いて約束した額を支払わ
ない。

さらに、今一定以上の所得のある層に対しては年金を
減額しようとしている。

一定以上の所得があり、より多くの税金を納めている者
に対し、年金の税金部分の支給を減らすというものである。

支払ってきた額に応じた年金額を支給するというのが政府
の約束であった。

しかし、今の政府は財政危機を大義名分とし、そのためには
国民との約束など一顧だにする必要はない、という態度を続け
ている。

国民を裏切り続ける国家はいずれ国民から大きなしっぺ返し
をくらうことになるだろう。


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posted by ドクター国松 at 10:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国民負担 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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