2015年度税制改正関連法案が31日に参議院で可
決された。
その中で消費税の10%への増税は2017年4月から
実施されることが決定した。
景気条項が廃止されたため、どんなに景気が悪くなっ
いても必ず増税するということになりそうである。
アベノミクスが成功し、その時までに日本経済が軌道
にのっていれば何とかなるが、そうなっていないといよ
いよ日本経済は壊滅しそうである。
そもそも、日本経済は人に例えると長期間慢性的な病
を患ってきた病人である。
政府は、今は何とかなるが、このままでは将来間違い
なく財政が破たんするから景気がどんなに悪くても増税
すべきと主張している。
これを先ほどの病人の例えで表現すると次のようになる。
病気のせいで収入が減り貯金を取り崩さないと生活できな
い。このままでは将来貯金がゼロになり生活できなくなる。
だから、病気の治療をするより働いて生活費を稼ぐべきだ。
しかし、誰でもわかることだが、病人が病気を治療せず無理
に働けば死ぬか重体になって今より働けなくなる。
政府が国民に要求しているのはそれである。今国民が養生し
て基礎体力をつけないと、増税負担に耐えられない。
消費が減少し日本経済自体が壊れてしまう。
まず、経済が成長し国民に余裕ができてからの増税でも遅く
はない。しかし、バカな財務省とバカな総理にはそれがわか
らない。
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