イギリスをはじめとする欧州諸国が参加を決定した
ことで、中国が提唱するアジアインフラ投資銀行へ
の参加国は44カ国に達している。
今日31日が創設メンバーとして参加できる期限とな
っており、日本とアメリカは最後の選択を迫られてい
る。
日本はアジアインフラ投資銀行に対し、中国の、中国
による、中国のための国際機関、と認識し、(1)融資
審査能力への疑問(2)公正なガバナンスへの不安
(3)既存の国際機関との関係などの問題点を指摘し
反対を続けてきた。
しかし、欧州諸国が参加表明した結果、日米両国
は孤立に追い込まれる結果となった。
日本の政府関係者は、欧州は人ごとだ、と恨み事を
言っているが、それは自らの外交能力のなさを告白して
いるだけである。
欧州にも参加させない外交攻勢をかけるべきであったが
その能力がない。
また、欧州が参加するか否かを事前に判断する調査分析
能力が必要だが、それもない。
何も反省し改善もせず、恨み言を言うだけの政府では中国
の外交戦争に勝つことは覚束ない。
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