ロシアのプーチン大統領は15日に国営テレビで放
送された番組で、1年前にウクライナ南部クリミアを
一方的に編入した際、核兵器の使用を準備していた
ことを明らかにした。ウクライナを支援する北大西洋
条約機構との全面対決という事態に備えたという。
(毎日新聞)
我々日本人は、日本を核攻撃する能力を保有する
独裁国家北朝鮮と反日感情の強い中国の脅威に直
面しているにもかかわらず、日本が核ミサイルで攻撃
されることは考えていない。
日本人は広島、長崎に核攻撃を受けたにもかかわら
ず、何故今後は核攻撃を受けることはありえない、と
考えるのか、それは根拠の無い楽観にすぎない。
政敵を虐殺し権力を奪い維持するという歴史を繰り
返してきた北朝鮮や中国にどんな場合でも理性的な
人道的判断を期待するのは楽観にすぎない。
プーチンが現実の今日の前に核戦争の準備を実施
したように、理性的な判断は恐怖の前には核戦争の
抑止力にならない。
隣国が日本への核攻撃のインフラを整えている現状
において、日本が今すべきことは核攻撃に対する抑
止網の完備である。
日本の立場では現在核兵器を保有し抑止力とする
ことは国際社会からは容認されない。
とすれば、とれる手は二つしかない。一つは現在の
戦略の延長であり、米国との関係をより強化し、対
中紛争では必ず米国は日本の味方につくという確
約を得ることであり、もう一つは最近急速に発展して
いるレーザー技術やミサイル技術を利用した自前の
核ミサイル撃墜システムの完備である。
何の対策もうたず、あてにもならない敵国の善意や
理性に頼るような防衛システムでは、いずれ日本国
民はその失敗の大きなツケを支払うことになりかね
ない。
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