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2015年03月09日

文民統制の根本は政治家が軍隊をコントロールするということ

政府が、防衛省の背広組が制服組より優位とされる
し、内局の背広組と呼ばれる防衛官僚(文官)と制服
組自衛官が対等な立場で防衛大臣を補佐することを
盛り込んだ

これに対し、文民統制が弱体化するのでは、という不
安が台頭している。

文民統制は文民政治家軍隊を統制するということ
であり、文官が武官より優位に立たなければならない、
ということは意味していない。その意味で文官と武官が
対等の地位に立つことが即文民統制が弱まるというわ
けではない。

しかし、文官が一歩退き、政治家が武官を統制せねば
ならないとなると、日本の政治家では心もとない。

当選回数に応じ、順繰りに就任するような素人防衛
臣や副大臣、政務官ではとても武官を統制できない。

政権政党は軍事だけでなく外交にも強く、政治的手段
としての軍事について見識の深い政治家を養成する
必要がある。

軍事のことは軍事専門家に任せるというような姿勢で
は文民統制は次第に骨抜きにされてしまうだろう。






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posted by ドクター国松 at 15:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 外交・軍事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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