戦後70年での安倍談話が今から注目を与えている。
侵略や植民地化に対し心からのおわびなどを明記し
た村山談話や小泉談話をどう継承しじう表現するか
がそのポイントである。
イギリスやフランス等の西洋植民国家はその侵略、
植民化、現地人の虐殺に対し、何の詫びもしていな
いのが現実であり、何故日本だけが詫びなければ
ならないのか、というのが正直な感想ではある。
しかし、残念ながら日本は敗戦国であり、世界の秩
序は戦勝国によってつくられている。ゆえに、戦勝
西欧諸国の侵略・植民化・虐殺は不問であるが、敗
戦国日本の侵略行為は厳しく批判されてきたのであ
る。
日本がその秩序の中で存在する限り、今更過去の
お詫びを否定することは世界秩序に対する挑戦と
受け取られ、中韓に攻撃材料を提供するだけでな
く、欧米諸国の疑惑を招くことになり、国益に反する。
ゆえに次回の安倍談話でも従来の姿勢を踏襲すべ
きである。一方で、それ以上は絶対に譲歩すへきで
はない。
たかが韓国ごときとの国交正常化のために、ただの
半歩でも譲歩すべきではない。
また、戦後補償は全て完了しており、対国家間だけで
なく、対民間の問題も何一つ残っていない、という立場
を徹底すべきである。
目先の有効のために、韓国や中国の要求に屈すること
は、却って将来の本当の意味の友好関係を築く上で
障害となる。
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