貯蓄ゼロの世帯が急増している。平成22年と25年
の3年間で貯蓄ゼロの世帯は
20代で27.2%から35.4%へ8.2%の増加
30代で24.3%から30.2%へ5.9%の増加
40代で24.6%から32.6%へ8.0%の増加となっている。
金融広報中央委員会が発表した2013年の「家計の
金融動向に関する世論調査」
これは深刻である。20代はともかく30代以上について
は、これから教育費、住宅費という大きな支出が待って
いる。
さらに、その後には長い老後のための資金が必要と
なる。
企業が福利厚生や退職金制度を改悪し、国が社会保障
の改悪を継続している中で、この結果は将来の破産予
備軍が急速に増加していることを意味している。
アベノミクスで日本経済が復活するか否かは今のところ
わからないが、税金が高くなり社会保障負担が増加する
ことだけは間違いない。
この状況で貯蓄が無いということに関し、当事者はもっと
危機感を持つ必要がある。
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