佐賀県知事選挙で自公が推薦した候補が農協推薦
のの候補に敗れた。
その結果自民党内の農協改革反対勢力の勢いが増
している。
安倍政権がこれを押し返すには、農協勢力の政治活
動を抑えることが必要である。
農政連は各県の中央会の主導で長い間政治活動を
続けており、選挙においてその実力は侮れない。
しかし、農政連には致命的な弱点がある。本来、農政
連は組合員である農家が中心に活動すべき組織であ
るが、実際はそうなっていない。
農政連の行動主体は農協職員になっている。農協職
員が業務命令に基づき政治活動を行っているという県
が大半である。
形式上は個人の自由意思で選挙活動を行っていること
になっているが、実態は業務の一環として選挙活動を
行っており、当局が本気になって調べれば、公職選挙法
に触れる行動も少なくない。
これを徹底的にやられると農協組織の選挙活動の能
力は大きく減退する。
安倍官邸が農協組織に選挙で勝ちたければ選挙違
反行為を徹底的に摘発すればいい。
但し、自民党自身も建設会社等を通じて同様の選挙
活動をしているので、自分の首を絞めないようにする
必要がある。
はげみになりますので、クリックをお願いします