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2015年01月09日

ギリシヤはユーロ使用を止めない限り救われない

欧州中央銀行(ECB)は8日、ギリシャの銀行がECB
の資金を利用し続けるためには、ギリシャが国際債
権団と新たな救済策で合意する必要があると警告した。

ギリシャに対し、ユーロ圏加盟国と国際機関の要求に
応じるよう圧力を強めた格好だ。

ギリシャ政府はECBの要求に応じ緊縮経済を継続して
きたが、国民がそれに我慢できなくなったのが今回の
騒動の原因である。

財政再建の必要性はある程度理解できたとしても、何時
まで続くかわからず終わりの見えない窮乏化にはギリシャ
人だけではなく、どんな国民も耐えることはできない。
通常大きな負債と貿易赤字を抱えた国家の通貨は大幅
に下落し、その結果輸出競争力が増加し、やがて貿易収
支が改善し債務超過も改善される。

しかし、ユーロを通貨として採用している限りそれは期待
できない。

ギリシャが再生する道はただ一つ、ユーロ通貨の採用を
止め、債務をデフォルトすることである。

10年程度は悲惨な状況になるが、それを過ぎれば必ず
再生が可能になる。

一方、今のままの緊縮を続ければ、30年たっても今の
状況からは解放されないだろう。


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posted by ドクター国松 at 10:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | EU | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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