安倍晋三は日本の社会福祉は高齢者が優遇されす
ぎていると主張し、それを是正するという名目で不満
を持つ貧困若年層を煽り、それを利用して年金減額
や医療費負担の増加等社会福祉全般の改悪を行っ
ている。
しかし、現実は高齢者の人口が増えたことにより、金
額が増えているだけであり、高齢者向けの社会保障
は改悪されつづけてきたのであり、決して優遇されて
きたわけではない。
若者が政府や一部評論家に扇動され高齢者を攻撃
すれば、社会保障はさらに改悪されることになる。
そして、その結果は若者自身が被ることになる。
消費税率の引き上げに加えて、医療や年金といった
社会保障の縮小で、年金世代も「家計崩壊」の危機
に直面している。
これは若者の将来の姿であるだけでなく、彼らの親の
現在の姿である。
若者が政府の扇動にのり、高齢者の社会福祉の改悪
に手をかせば、自分の親の生活基盤を破壊することに
なり、そのツケは若者自身に還ってくる。
親を餓死させても平気な人でなしは別だが、そうでない
普通の若者は、昭和40年代以前のように親への仕送
りを実施せざるを得なくなる。
政府が国民の嫉妬を煽る時、実現しようとしている目的
は決して国民の為にならないというのが過去の教訓で
ある。
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