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2014年12月26日

非正規労働者(老後破綻予備軍)2千万人突破

総務省が26日発表した11月の労働力調査によると、
非正規労働者数が前年同月に比べ48万人増えて
2012万人になった。この調査で2千万人を超えるの
は初めて。

安倍内閣は雇用が改善したといって胸を張っているが、
その実態は低賃金の非正規労働者が増えているにす
ぎない。

正規社員と非正規社員の間には大きな格差が存在し、
当然企業側は低賃金で雇え社会保障負担の少ない
非正規社員での雇用を選択することになる。

現時点だけを見れば、企業は安い労働力を確保でき、
国民は曲がりながらも職を得ることができ、悪くないよ
うに見える。

しかし、先を考えればお先真っ暗である。

非正規社員は十分な貯蓄もできず、年金も確保でき
ない。65歳を過ぎ非正規の仕事も得られなくなった時、
彼らには生活を維持する資金はない。

日本国民の内膨大な割合の人数の生活が破たんする
ことになる。これでは国は維持できない。

既に、20年以上前に、今日の少子高齢化社会が到来
することが予想できたにもかかわらず、何の手もうたず
今頃慌てて小手先の年金改悪に着手している無能な
自民党政府と官僚組織は、後20年たては確実に訪れ
る高齢者の大量破綻時代に対し、同様に無策を続け
ている。

せめて、一日でも雇用すれば厚生年金加入を義務づけ、
一日でも厚生年金に加入すれば加入期間に対応する年
金が受け取れるように制度を改めるべきである。

非正規労働が社会保障負担を免れるための手段として
使われることを許していると後20年で国は亡びる。





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posted by ドクター国松 at 10:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の将来 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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