安倍総理の突然の解散は大義なき解散だとか、無意
味な選挙で金の無駄遣いだとか批判を浴びている。
このムードが影響し、次回の選挙では投票率の大幅な
低下が予想されている。
しかし、これは大きな間違いである。安倍総理が今回解
散を決断したことにより、国民はようやく自らの未来を見
直すことができるのである。
安倍政権が進めてきた政策は、日本の未来を大きく左右
するものであり、これを安倍晋三という個人の意向だけで
実行するのか、国民も同意して進めるかは非常に重要
なことである。
安倍自民党は
経済、国民生活面では増税、年金・国民健康保険の改悪
円安誘導等国民負担を増加する一方で、法人税減税等の
大企業優遇策で景気回復を図っている。
また、外交・軍事面では防衛力の増強と集団的自衛権の
容認等、従来路線を転換している。
さらに秘密保護法を成立させ、国民の知る権利の制限を
強化した。
また、原子力発電については容認の姿勢である。
以上は一例であるが、安倍政権は日本の形を変える多く
の政策を進めており、これらは全て前回の選挙では争点
としてクローズアップされてこなかった。
今回の選挙はこれら安倍政権が進めてきた政策の全てを
総括すべき重要な選挙である。
これを棄権し権利を行使しないようなら、日本人には選挙権
など必要ないと言わざるを得ない。
国民が権利を放棄しつづけていれば、やがて日本は独裁
者が一人で考え実行し、国民はそれに従う国になるだろう。
野党が頼りないから入れる政党がない、という意見も多い。
し。今回の選挙が安倍晋三への信認投票だというのなら、
自分が安倍政権の政策に反対するなら、その政策に最も
積極的に反対している野党に投票すればいいだけである。
はげみになりますので、クリックをお願いします