消費税再増税に絡み唐突に解散総選挙の動きが出
てきた。
予定通り増税するか、増税を延期し解散総選挙する
かの二者選択のような報道がされている。
おかしな話である。仮に増税延期後に総選挙すると
して国民はどうすればいいのだろうか。
野党も大部分は予定通りの増税には反対である。
自民党が勝てば、再増税延期を国民が支持したことに
なるのだろうか?
負ければ国民は予定通りの増税を望んでいたという
ことになるのだろうか?
そうはならない。どちらになっても国民が消費税再増税
の延期に賛成だったか反対だったかは解らない。
ということは、再増税延期決定後の選挙には意味はない
のである。
結局のところ増税派の連中が安倍総理に対し、予定通り
増税しないなら選挙しろ、もし負けたらあんたは首だ、と
いって脅迫し、安倍総理に予定通り増税することを迫って
いるにすぎない。
はっきり言って自民党に今選挙するメリットはない。
如何に野党が無力でも国民はこれ以上自民党を勝た
せたいとは思っていない。選挙すれば必ず今より議席
は減少する。
無駄な選寄与をしたくなければ予定通り増税するしか
ない、というのが姑息な増税派の戦略である。
本当に選挙がしたいのなら、予定通り増税するか否か
を争点にして選挙すべきである。
増税の延期や、予定通りの増税を決めた後の選挙は
単なる税金の無駄遣いである。
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