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2014年11月05日

国民の意見を反映しない有識者を選び増税を正当化しようとする増税派

政府は4日、消費税率10%への引き上げ判断の参
考として有識者から意見を聞く点検会合を開始した。
この日の会合では、伊藤隆敏・政策研究大学院大学
教授ら5人が予定通りの増税に賛成を表明した。

世論調査では70%以上が予定通りの再増税に反対
しているが、今回増税の是非を検討する有識者メン
バーでは6割以上が予定通りの再増税に賛成らしい。

景気が悪くなったら、景気対策をうてばいい、というの
が景気低迷が明らかになった今でも増税を主張する
連中の大方の意見である。

思慮が浅いと言わざるをえない。そもそも現在の財政
悪化を招いた原因は、バブル崩壊後の不況期に多額
の景気対策を打ったことであった。さらに言えば、多額
の財政支出で少し景気が上向けばすぐに緊縮策を実
施し景気を悪化させ、更なる景気対策が必要となり、
多額の負債を積み上げる結果となったのである

今、増税派が主張していることはその当時の繰り返し
である。

せっかくの景気回復を増税で潰し、さらに税金で公共
投資を実施する。

これでは、いくら増税しても財政も改善しないし、公共投
資を実施しても景気は良くならない。

結果的に日本の財政はさらに悪化し、経済は低迷を継続
することになる。



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posted by ドクター国松 at 10:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 消費税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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