安倍内閣は消費税再増税の判断にまたまた有識者
の意見を聞くという。
前回、消費税増税の要否を問う時、多数の有識者
は増税すべし、との判断を下した。
消費税を増税しても個人消費が大きく減少することは
なく、経済への悪影響は少ない、というのがその根拠
であった。
しかし、その予想は大きくはずれ、折角上向きかけた
日本経済に腰折れの危機を生じた。
日本の財政状態を考えれば増税は必要、との意見は聞
き飽きた。2年程度延期しても日本の財政が破たんする
ことにはならない。
予定通り増税しても経済が低迷すれば意味はない。
今回、消費税再増税を支持する有識者は、
1.前回何故消費税増税が経済に悪影響がないと考えた
のか、
2.では何故前回の消費税増税が経済を低迷させたか
3.次回の増税が経済に悪影響を与えないと考える理由
の3点について国民に明確に説明する責任を負う。
次回の増税判断は日本の命運を決定する事項である。
有識者も自らの命をかけて判断するぐらいの責任を持
たねばならない。
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