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2014年10月30日

消費税再増税は財政問題の解決策ではなく対症療法にもならない

消費税再増税延期の意見が多くなるなかで、増税論
者や知ったかぶりの評論家とやらが最近言い始めて
いるのが、消費税再増税を延期することは、問題を先
送りするだけであり、何の解決にもならない、という主
張である。

「問題を先送りすることは問題の解決にならずむしろ
化させる。だから良くないことである。

消費税再増税を延期することは問題の先送りで
ある。

だから、消費税再増税は予定通り実施すべき」

これが増税論者の理屈である。

しかし、この理屈は肝心なところで間違っている。

それは、消費税を10%にしても日本の財政問題は何
解決にもならないことである。

毎年40兆円以上不足する財源と1000兆円もの借
金を抱える日本の財政は消費税を10%にし12兆円
程度税収が増えたとしても何の解決にもならない。

だからといって消費税を30%まで引き上げても、経済
悪化し予定通りの税収は得られず、問題解決にはな
らない。

つまり、増税以外の根本的な対策を講じることなしには
日本の財政問題は解決しない。

だとすれば、対症療法にもならない今回の消費税再
増税を延期したところで何ら問題の先送りにはならない。

むしろ、何の解決策にもならない消費税増税に拘り、
根本的な解決策を考えようともしない政府・財務省こそ
問題を先送りしている元凶ということができる。


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posted by ドクター国松 at 10:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 消費税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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