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2014年09月22日

日本稀有罪に必要なのは孫正義氏のような自分でリスクを負える投資家

アリババの新規上場で孫氏のひきいるソフトバンクは
8兆円の含み益を得た。

14年前の2000年に投資した20億円が大化けしたの
である

創業間もないアリババは売り上げがほぼゼロで赤字の
会社だったのに、孫氏は5分ほど話しただけで投資を即
断即決した。

これは、日本の多くのベンチャーキャピタルでは絶対に
できないことである。

日本のベンチャーキャピタルの投資姿勢は次の通りであ
る。

海の者とも山の者ともわからない無名の企業に対しては、
何度も聞き取り大量の資料を要求し、結局断るか、資金を
出し渋り必要な資金のごく一部を投資するにとどまる。

一方、名前が売れ皆が注目している企業に対しては、我も
我もと押しかけ、金を使ってくれと頼みこみロクな審査もし
ない。

結果、多くの新規企業は必要な資金を得られず成長できず、
一部の企業は不必要な多額の資金を受け取り、結果的に
経営が甘くなり、過剰投資で自滅する。

日本で新規企業が産まれにくく、成長しにくいのは、孫氏の
ように自分の裁量で投資できる投資家の絶対数が少ない
ことによる。

日本経済が発展を継続するには、既存企業だけでは不十分
であり、新しい企業がどんどん誕生することが不可欠であり、
そのためには小孫氏が多数でてくることが必要である。



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posted by ドクター国松 at 10:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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