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2014年09月08日

狂った安倍のシナリオ、日本経済復活のキーは輸出より内需

安倍のシナリオが大きく狂っている。金融緩和で円安
を実現し、輸出の増加で日本経済を復活させる。


これがアベノミクスの当初のもくろみであったが、現実
はそうはなっていない。


円安になっても日本の輸出が増えないのである。

海外に生産拠点を移している、ということに加え、日本
企業の競争力が衰え、この程度の円安ではライバル
の韓国・中国の企業に太刀打ちできなくなっている、
という事実を看過したのである。

GDPに占める割合からいっても、本来日本で重視すべ
きは内需である。実際アベノミクスにおいても株高政
による内需の増加は日本経済に好影響を与えて
きた。


しかし、消費税増税政策を採用したことにより、個人
消費の増加は期待できなくなった。


円安政策による輸出増、企業業績の改善、賃上げ
による消費税増加の悪影響吸収、というシナリオが
完全に狂った現在、安倍政権のとるべき政策は次
の消費税増税の見送りだけである。


もし、官僚勢力の甘言にのり、次の消費税増税を強行
すれば、日本経済は悲惨なことになるだろう。



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posted by ドクター国松 at 10:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 経済成長の実現 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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