小笠原誠治氏は8月7日付のブログ記事「消費が弱
いから日本は不況になったという仮説は間違いである!」
の中で、1997年及び2007年と2013年を比較し、
名目GDPが減少しているのに、個人消費がむしろ
増加していることをもって消費が弱いことが景気の足を
引っ張っているという仮説に殆ど説得力がない、と断じ
ています。
しかし、これは統計を利用した嘘ではないでしょうか。
日本経済の弱い原因は他国と比較しないと判断でき
ません。
例えば2007年と2013年を比較すれば日本の名目
GDPは6.2%減少しでいます。しかし他国の自国通
貨建て名目GDPを見てみると、アメリカは16%増、
ドイツ12%増、フランス9%の増加となっています。
日本の個人消費はこの間にわずかに0.3%、確かに
増えていますが、それをもって個人消費が日本経済
低迷の原因でないと結論づけることが正しいと思いま
すか?
はげみになりますので、クリックをお願いします



