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2014年08月04日

河野洋平にも一理ある。中国は仮想敵国だが戦争すべき相手ではない。

河野洋平元衆院議長は29日、東京都内で講演し、
安倍晋三首相が集団的自衛権の行使容認を目指
していることについて「(議論は)あからさまに中国
が仮想敵国になっている。と批判した。

集団的自衛権にかかわらず、日本の防衛戦略が中国
を仮想敵国として構築されるのは当然の話である。

しかし、河野の主張にも一理ある。仮想敵国をあまりに
露骨に主張し、相手を必要以上に刺激することは防衛
戦略上プラスにならない。

仮想敵国に対する対策は密かに着実にうつもので
ありあからさまに相手を刺激すべきではない。

特に、中国のように多弾頭核ミサイルを有するような
危険な仮想敵国に対する防衛戦略は、相手に戦争
する気をおこさせないようにすることであり、軍事的な
強化は勿論必要だが、より重要な戦略は外交及び経
済戦略である。

特に日本は、中国を技術面や生産能力面で強化する
ことなく経済的には日本との関係を密接にするよう
な経済戦略を考えるべきである。



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posted by ドクター国松 at 09:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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