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2014年07月29日

貿易は大幅赤字、サラリーマン世帯の消費支出は前年比4.5%減、これでも日本は大丈夫か

安倍総理は海外でもアベノミクスの自画自賛を続けているが、
足元の日本経済は不安材料ばかりである。

財務省が24日発表した6月の貿易統計(速報、通関ベース)に
よると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は8222億円
の赤字となっており、貿易赤字は24カ月連続である。

一時と比べれば大幅に円安になったが、政府が期待したほど
輸出は増加せず、円安による燃料費の高騰が貿易赤字に直結
している。

長く続いた政府・日銀の政策ミスによる円高で、日本の貿易黒字
を支えてきたエレクトロニクス産業は壊滅し、もはや自動車産業
だけでは日本の貿易黒字は達成できず、日本は既に恒常的な貿易
赤字体質に陥っており、これは円安だけでは解消できない。

一方で、消費税増税と円安による諸物価上昇の影響もあり、日本の
GDPを支えるサラリーマン世帯の消費支出は4.5%も減少した。

この二つの指標は共に日本経済の暗い先行きを暗示している。安倍
政権とその尻馬にのったマスコミは経済の堅調さを強調しているが、

その嘘が表面化するのも、そう遠い先のことではないだろう。

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posted by ドクター国松 at 10:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 積極的な成長戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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