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2014年07月16日

子供が貧困化し高齢者が漂流する日本に未来はあるのか?

2012年の所得を基に、所得が少ない人の割合を調べた「相
対的貧困率」は16・1%で、前回調査(09年時点)に比べて
0・1ポイント悪化した。

18歳未満の「子どもの貧困率」は、前回比0・6ポイント増の
16・3%で、初めて全体の貧困率を上回った。データがある
1985年以降、いずれも過去最悪である。

一方、高齢化が進むなか、家庭で65歳以上の高齢者が主
に介護を担う「老老介護」の割合が全体の51%を占め、4年
前の前回調査より5ポイント余り増え、初めて半数を超えた。

このデータが示す日本の未来は悲惨である。

少子化で子供が減少している中で、子供の貧困化が解消され
ないとすれば、日本の経済を支えてきた高品質な労働力が期
待できないだけでなく、更なる貧困層を再生産し、税収面でも
大きなダメージを受けることになる。

また、団塊の世代が高齢化していく中で、老老介護が維持で
きないことは目に見えているが、他の選択肢は見えてこない。

安倍総理は自分の趣味である防衛力強化には熱心だが、中
国が何も仕掛けてこなくても日本を滅ぼすであろう少子高齢化
にはあまりにも無関心であり無策である。


 

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posted by ドクター国松 at 10:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本を元気にするには | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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