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2014年07月04日

憲法を主旨に反し勝手に解釈し集団的自衛権を行使するのは、不法行為に対し法律ではなく実力で対抗するのと同じ

私は別に日本が集団的自衛権を行使することを否定している
けではない。

むしろ独立国としての日本が集団的自衛権を行使するのは
当然の権利だと考えている。

しかし、同時に現在の日本国憲法の条文が(世界が国家の当
然の権利と考えていても)集団的自衛権を認めていないのも事
実である。

日本にとって集団的自衛権行使が必要と考えるんらば、日本が
とるべき対応はただ一つ、憲法を改正することである。

それを
憲法改正に手間と時間がかかるから、無理やり憲法解釈を変更し、
憲法制定時に想定されておらず、条文をどんなに読んでも決して
読み取れない、集団的自衛権行使容認を認めるとすれば、

日本は立憲主義と法治国家であることを放棄したに等しい。

個人で考えてみればわくわかる。不法行為で損害を受けた時に
法的に解決しようとすれば時間と手間がかかるから、実力行使
で問題解決を図るようなものである。

国民が全て法律ではなく自分の正義感に基づき実力で問題解決
を図れば日本は法治国家ではなくなる。

時の内閣が憲法を勝手に解釈し、その時々のやりたいように政治
を行えば、国民の権利も利益も非常に危ういものになる。

目先の見せかけの緊急性に騙されて、立憲主義の原則をないがし
ろにすれば、必ず将来に禍根を残すことになる。


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posted by ドクター国松 at 10:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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