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2014年06月11日

日本に必要な健全野党の条件

1.立憲主義、法治主義を尊重すること
  時の内閣や官僚がその時々の都合で憲法や法律を勝手に
  解釈することを許していては、国民主権の民主主義国家は
  維持できない。

2.生活者としての国民のための政治を目指すこと
  現実の日本の政治は国民のための政治とはほど遠い。
  農水省は国民の食糧問題よりも、農協の利益を重視し、
  厚生労働省は患者や労働者の利益より医者や企業の
  利益 を重視している。財務省にとって国民とは税金を
  搾り取るための存在であり、経産省にとって重要なのは
  企業であり国民ではない。

3.国家の基盤を中産階級の増加に置くこと
  国家が安定し繁栄するには中産階級が人口の多数派で
  あることが必要である。一部の富裕層と多数の貧困層とい
  うアメリカ型の社会ではなく、中産階級が多数派となる社会
  を目指すべきである。

4.平和主義を前提とするが、現実のリスクを把握し現実的な
  対応を考えることができること。
  自国が平和主義を標榜すれば、決して戦争に巻き込まれる
  ことはない、というような根拠の無い平和信仰は、原発の安
  全神話と同じであり必ず痛い目に合う。

5.現在日本の最大の問題である少子化対策に最優先で立ち
  向かうこと
  今の日本にとっては経済よりも財政よりも軍事よりも少子化
  対策が重要かつ優先的に対応すべき問題であることを理解
  していること。経済や財政が改善しないと少子化対策ができ
  ない、と考えるのではなく、少子化対策を実施する上で経済
  や財政をどうするか、という視点で臨むことが必要。このまま
  少子化を放置すれば日本の未来はない。

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posted by ドクター国松 at 10:14 | Comment(1) | TrackBack(0) | 危うい日本の民主主義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「健全野党の条件」は同感するところが
多いです。
特に5.少子高齢化は、戦争を防止する対策を除けば、
現在の日本の最大のテーマと私も思います。
現在有効な対策は、ほぼ採用されていないと
思います。
政府には急激な少子高齢化を避ける政策を
早急に立ち上げることを希望します。
Posted by 山口卓巳 at 2014年06月11日 14:21
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