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2014年05月29日

やはり橋下にとって石原は疫病神だった。

日本維新の会が分党することになった。ようやくというよりは
むしろ遅すぎたという感が強い。

そもそも、維新の会と太陽の党が合併すること自体、無理の
あることは最初からわかっていた。

私を含め、当時の大阪維新の会支持者のかなりの部分がこの
合併には反対であり、合併以降維新の会から遠ざかった。

今回は自主憲法制定を明記するか否かの対立であったが、
これ自体は橋下、石原両氏の意見がそれほど対立する内容
ではない。

政策的には合併当時からもっと意見の異なる部分があった。
今回、基本政策というよりは枝葉の部分の対立で分党する
結果になったということは、両者がそれ以前から合併は失敗
だったと理解していた結果に他ならない。

多くの国民に日本の未来を切り開く勢力としての夢を託させた
維新の会は、石原との合併時点でその光を失った。

今回の分離は、その当然の帰結であり、これが再び維新の会
の復興に繋がるとは考えにくい。

安倍政権との明確な対立軸を打ち出せない限り、維新の会に
未来はないだろう。



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posted by ドクター国松 at 09:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大阪維新の会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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