安倍政治の本質は自分勝手な自己陶酔政治である。その特徴
は松井秀樹の国民栄誉賞に典型的に表れている。
安倍総理が松井秀喜に国民栄誉賞を与えたき国民の多くは
違和感を禁じ得なかった。松井より国民栄誉賞にふさわしい
野球選手は他に大勢いたからである。例えば国内の成績で
言えば野村克也、大リーグでの実績で言えばパイオニアと
しての野茂英雄である。
安倍が松井を選んだのは、単に安倍が松井のファンだという
ことにすぎない。
同じことが現実の安部政治でも行われている。
国民は日本経済の活性化にもっと力をいれることを望んでい
るが、安部は現実を見ず、アベノミクスは成果を上げていると
主張するだけで何の手もうとうとせず、自分の趣味で解釈改憲
による集団的自衛権の実現に血道をあげている。
集団的自衛権の実現については、国民だけでなくアメリカも
今はそれほど重視していない。さらに解釈による実質的改憲の
乱用は法治国家としての日本の根本を揺るがせかねない暴挙
だが、その危険性について安部の坊ちゃんはあまり気づいてい
ない。
民主党の失策でたまたま回ってきた総理という地位を利用し、
自分の趣味を実現しようという安倍の子供のような政治は
日本の将来にとって非常に有害である。
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