高齢化の進む日本社会で、将来に不安がつのる判決が言い
渡された。
認知症で徘徊(はいかい)中に列車にはねられ、死亡した男性
携わった妻と長男に請求通り約720万円の支払いを命じた
一審・名古屋地裁の判決を変更し、妻の監督責任を認め、
約359万円に減額して支払いを命じた。
別居している長男の責任はないとしたが、同居している妻に
は監督義務があるとしたのである。
これは大変なことである。
同居し面倒を見ている家族についても免責すべきである。
家族を介護すれば、負担を負う上に将来金銭的に莫大な賠
償責任を被るリスクを負う。今でもそうだが、より以上に高齢
の親の放棄がおこることは間違いない。
全ての負担が高齢の配偶者にのしかかってくる。施設に入れ
るにも施設は不足している。介護に多大な負担がかかる。徘
徊等の問題行動が多発し何か事故がおこれば賠償責任を負う。
これでは国は、認知症の家族を持つ高齢者には、体力が衰え
面倒がみられなくなれば心中せよ、と言っているようなもので
ある。
裁判官が専門バカなのは今に始まったことではないが、自分の
下した判決で日本社会がどうなるか、少しは広い視野をもって
考えるべきである。
また、このような家庭事情を知っているにもかかわらず、賠償
請求を強行したJR東海は鬼畜な糞企業である。
安倍総理も、くだらない靖国なんぞに拘る暇があれば、日本
の真の大問題である少子高齢化の解決に根本的な対策を
考えるべきである。
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