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2014年04月25日

認知症患者の家族に損害賠償を迫る鬼畜企業JR東海と認知症患者の家族は心中しろという裁判所。日本の寂しい現実

高齢化の進む日本社会で、将来に不安がつのる判決が言い
渡された。

認知症で徘徊(はいかい)中に列車にはねられ、死亡した男性
の遺族に、JR東海が損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決
24日、名古屋高裁であった。長門栄吉裁判長は、介護
携わった妻と長男に請求通り約720万円の支払いを命じた
一審・名古屋地裁の判決を変更し、妻の監督責任を認め、
約359万円に減額して支払いを命じた。

別居している長男の責任はないとしたが、同居している妻に
監督義務があるとしたのである。

これは大変なことである。

同居し面倒を見ている家族についても免責すべきである。

家族を介護すれば、負担を負う上に将来金銭的に莫大な賠
償責任を被るリスクを負う。今でもそうだが、より以上に高齢
の親の放棄がおこることは間違いない。

全ての負担が高齢の配偶者にのしかかってくる。施設に入れ
るにも施設は不足している。介護に多大な負担がかかる。徘
徊等の問題行動が多発し何か事故がおこれば賠償責任を負う。

これでは国は、認知症の家族を持つ高齢者には、体力が衰え
面倒がみられなくなれば心中せよ、と言っているようなもので
ある。

裁判官が専門バカなのは今に始まったことではないが、自分の
下した判決で日本社会がどうなるか、少しは広い視野をもって
考えるべきである。

また、このような家庭事情を知っているにもかかわらず、賠償
請求を強行したJR東海鬼畜な糞企業である。

安倍総理も、くだらない靖国なんぞに拘る暇があれば、日本
の真の大問題である少子高齢化の解決に根本的な対策を
考えるべきである。


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posted by ドクター国松 at 10:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の将来 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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