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2014年04月14日

アベノミクス転じてアホノミクス

アベノミクスの失敗が確実になってきた。しかも歴史的な大失敗
になりそうである。

安倍総理の政策がアベノミクスとして一時的に注目を集め、ひよ
っとしたら成功するかもしれない、と国民に幻想を抱かせたのは
株価の好調であった。

経済活性化とデフレからの脱却を明確に唱え、日銀の政策を変更
させ円安を実現した安倍総理の手腕に国民は驚き期待をした。

その結果が、安倍総理就任後の株価の大幅な上昇であり、その
活気が経済を上向かせることに繋がった。

まだ、具体的な経済対策は何もしないうちに、安倍総理への期待
と金融緩和が日本経済を上向かせたのである。

全ては、国民の気の変化がもたらした。

しかし、ここで安倍総理は判断を誤まった。景気の好調を過大評
価し経済活性化とは正反対の増税政策を実施したのである。

株式の譲渡益や配当への課税を増加し、アベノミクスの成果をも
たらした株価上昇に水をさした。

さらに、消費税を増税することで、景気活性化の最大の項目である
個人消費を抑制した。

アベノミクスによって景気は回復したように見えたが、それは本来の
景気回復ではなく、株価上昇と円安による期待感で国民心理が変化
することでもたらされたものであった。

このまま実際の経済が上向けば本当の景気回復に繋がるものであ
ったが、その前に増税をすることで国民の期待感を裏切り景気回復
が日の目を見ることはなくなってしまった。

このことは外国人に対しても同様であり、急速にアベノミクスによる
日本経済活性化への期待は萎んでいる。

日本の官僚勢力は過去25年間同じ失敗を懲りずに続けてきた。
景気回復のために税金を投入し、少し上向き始めたらすぐに増税
等の景気縮小策を打ち出し、結果的に税金を無駄にし景気回復
の芽を潰すことである。

今回のアベノミクスも同様である。いつもバカを見るのは国民である。
社会保障に使用されると増税を我慢しても、それは役にも立たない
無計画な公共投資に浪費され、経済も回復せず、財政も改善せず、
社会保障が手厚くなることもない。

安倍総理を信じてNISAを利用して株に投資すれば、結局ハシゴを外
され、大きな含み損を抱えた株を塩漬けすることになり、やっぱり投資
より貯金が安全と思い知らされることになる。



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posted by ドクター国松 at 10:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本を元気にするには | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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