にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ
最初のページはこちらです。

2014年03月11日

東北大震災後の3年間が明瞭に示す日本の政治制度の制度疲労

東北大震災から3年が経過し、機能のテレビは被災地の現
状を報道するものが多かった。

改めて、何も進展していないことに驚いた人が多かったの
ではないだろうか。

しかし、これはある意味当然の結果と言えるだろう。日本の
政治システムはとっくの昔に制度疲労をおこしており、急激
な変化や危機には対応できないのである。

その兆候は25年前のバブル崩壊時点で既に顕著になって
いる。他国の経済危機対応と比較すれば、バブル崩壊後の
日本の対応が如何に遅かったかが今更ながら良くわかる。

日本政治の制度疲労の原因は無能な官僚による官僚支配
にある。

我が国のエリート官僚の多くは東大法学部出身者で占められ
ているが、彼らの多くは重箱の隅をつつくような緻密さで、隙間
の無い法律をつくるような能力には優れているが、大局を見て
前例のない思い切った変革を行うような能力はない。

本来であれば、政治家が思い切った変革プランを立案し、それを
優秀な官僚に実行させればその欠点を補うことができる。

しかし、日本の政治制度においては、官僚によってつくられた数々
な前例や制度により、政治家が官僚利権を侵害するようなリーダ
ーシップを発揮できないようになっている。

被災地に対する省庁ごとのバラバラな対応と規制が復活を妨げて
いることは明白であるが、その原因は官僚利権を打破できない現
在の政治制度にある。

これを何とかしておかないと、万一東京大震災が発生すれば、そ
の時が日本の最後になりかねない。

はげみになりますので、クリックをお願いします

にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly
posted by ドクター国松 at 10:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック