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2014年02月25日

日本の天皇制度をもっとも正確に表す言葉は国家元首ではなく、国民の象徴である。

自民党憲法改正案では天皇を国家元首として位置づけ
ている。

国家元首という立場は現在ではその本来の意味を失い
政治権力者という意味合いは薄くなっており、その意味
では天皇を国家元首としてもあまり違和感はないように
思える。

しかし、世界の歴史の中で現在の王家の多くが実際に
政治権力を有しそれを行使してきた長い歴史を持って
いるのに対し、日本の天皇家は政治支配者としてよりも
象徴としての存在の方が長い歴史を有する。

明治維新においても、天皇が主体的に政治権力を取り
戻したわけではなく、反幕勢力の象徴しての機能を果た
したにすぎない。

日本の歴史から見れば、天皇はその歴史の大部分にお
いて政治権力というよりはその象徴としての役割を果たし
てきた。

国民主権の民主主義の今の時代に、国家元首という政治
権力のなごりの名称を今更日本の天皇制度に適用すべき
ではない。天皇制度は日本の歴史において象徴として機能
し残ってきたものであり、現在の日本国民の象徴という言葉
ほど天皇制度を正確に表現する言葉はない。

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posted by ドクター国松 at 10:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法改正 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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