、需要見込みとの記事が躍った。
日本の自動車や鉄鋼メーカーが、独自技術の中国への移
転に本腰を入れ始めた。
神戸製鋼所は中国の鉄鋼大手、鞍山(あんざん)鋼鉄集団と
共同で、高張力鋼板(ハイテン)の製造を始める。トヨタ自動
車が15年にも、中国の合弁会社で初めてHVを開発・生産
する。ホンダも16年の現地生産を目指す。
技術流出を懸念してハイブリッド車(HV)や高級鋼板の技術
移転に慎重だった日本勢だが、これらの市場は拡大が見込
まれ、欧米勢との差を縮めるためにはやむをえない判断と
いうことらしい。
最先端の技術は移転を避けるようだが、それでも進出した技術
が流出すれば日本企業のダメージは大きい。
しかし、諜報大国である中国に進出し、技術を守れるほど日本
企業のガードは固くないことは周知の事実であり、技術が流出
するのは目に見えている。
欧米と日本の大きな違いは、欧米は中国と直接対立していない
が、日本にとって中国はあきらに仮想敵国である。
例え最先端でなくても、中國に先端技術が流出し軍事転用され
れば日本の国益を害する。
私企業といえども敵を利するような行動はさけるべきである。
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