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2014年01月06日

中国との対立は長期的なもの、企業は目先の利益に惑わされ中国に最新技術を売り渡すような進出をすべきではない。

中国のレアアース輸出制限を武器とする政策は大失敗に終
わり、結果的に中国のレアアース産業の衰退をもたらした。

一方で、懲りない日本企業も再び過去と同様の過ちを犯して
いる。

そもそも、日本が今日政治的にも経済的にもその地位を大きく
脅かされているのは、日本政府や日本企業による戦略なき中国進
出や技術支援の結果である。

しかし、この経験に学ばず、再び日本の最新技術を携え、中國の
レアアース山地に進出する日本の部品メーカーが目立つ。

地方政府の好条件に誘われてのことである。また、部品メーカーの
レアアース産地への工場進出は、大手完成車メーカーの意向に基
づく。反日デモによる不買運動で、苦戦が続く日本メーカーはレアア
ースを使う工場を建設する見返りに、地方政府から販売での優遇措
置を与えるとの取引をもちかけられた結果である。

地元政府の意図は明確である。地元企業との合弁で部品工場をつ
くらせ、最先端のレアアース加工技術を日本から持ち込ませ、レア
アースを国内で売ると同時に高度な加工技術も取得する。

加工技術を取得した後はどうなるか、様々な口実をつけて用の無くな
った日本企業を追い出すだけであり、中國にとってそれは容易なこと
である。

目先の利益に惑わされ、虎の子の先端技術をタダ同然に中国に売り
渡す。

過去の経験に学ばずこんなことを繰り返していけば、日本が中国に足
下に屈する時期は遠くないだろう。
 

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posted by ドクター国松 at 10:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本企業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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