にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ
最初のページはこちらです。

2013年12月30日

アメリカの核の傘がないと中国に対抗できないという厳然たる事実を軽視し、アメリカと調整せず靖国参拝を強行した安倍の軽率さ

安倍総理の靖国参拝にアメリカが失望したと表明したことに
対し日本国内では一部右翼勢力を中心に不満が渦巻いて
いる。

しかし、今回はアメリカの対応を批判するよりは安倍総理
の軽卒さを批判すべきである。

アメリカは何も安倍総理の靖国参拝を批判し内政干渉して
いるわけではない。

アメリカはこれ以上中韓と日本の対立が先鋭化し、東アジア
情勢が不安定になることは国益に反するから事前に安倍政
権に対し、靖国参拝の自重を求めていた。

しかし、安倍政権はそのメッセージを十分に理解できず、靖国
参拝を強行し、その結果今回の声明となったものである。

野田政権が中国の意図を読み誤り、尖閣国有化を強行し今日
の日中対立の先鋭化をもたらしたのと同様である。

これは外務省及び官邸の外交分析能力の欠如の結果である。

そもそもアメリカの核の傘がなければ中国と対抗できない日本
が、対中戦略においてアメリカの意向を無視するのは論外であり
今回の安倍総理の行動は軽率としか評価しようがない。

はげみになりますので、クリックをお願いします

にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly
posted by ドクター国松 at 10:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 外交・軍事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック