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2013年12月24日

このまま消費税の増税がなければアベノミクスは成功するかもしれないが、予定通りの増税では失敗は免れえない。

北新地等の高級飲食店街を中心に今年は活況を呈している。
心斎橋や梅田の繁華街も人で溢れており、去年と比較すると
景況感の改善が実感てきる。

アベノミクスの影響で株価等の回復、トヨタに代表される輸出
企業と建設・住宅業界の好調が夜の街に反映されているよう
である。

このまま景気回復を妨害しなければ、ひょっとしたら長年続
いた日本のデフレ不況もようやく解消されるかもしれない、
と期待を抱かせる現象である。

しかし、それは期待できそうもない。4月に消費税増税という
一大イベントが控えているからである。

確かに、大企業に勤める一部のサラリーマンは給料のアッ
プが期待てきるかもしれない。しかし、大企業といえども50代
後半の社員に対しては賃上げをストップしている例が多く、
60歳以降の再雇用社員に恩恵は及ばない。

中小企業ののサラリーマンや個人事業者は収入アップが
ほとんど期待できず、年金生活者は既に12月から収入が
減少している。

要するに、個人需要はこの表面的な景気上昇感に全くつい
ていっていない。

来年消費税が増税され半年を経過した9月ごろから国民は
生活が苦しくなったことを実感することになる。
そこからの日本の経済はつるべ落としのように悪化するだろう。

テレビのデジダル化が日本の家電メーカーに致命的なダメ
ージを与えることに政府が気付かなかったように、今回も消
費税増税の与える悪影響を過小評価している。

バカな政府と官僚こそ、日本の獅子身中の虫である。

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posted by ドクター国松 at 10:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本を元気にするには | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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