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2013年12月20日

日本の将来のためにも、既存の野党の野合ではなく、理念的に自民党と真っ向から対決する新野党が必要

江田新党が誕生し、野党再編をはかると主張しているが、
国民の期待感は乏しい。

民主党の前例で明らかになったように、自民党とはっきり異
なる理念を持ち、かつ現実を客観的に把握しそれに対応で
きる能力を有する野党でないと、政権をとっても現実に対応
できず自らを見失い、結果的に官僚に操られるだけである。

自民党と対決し、新たな日本を築く新政党は以下の要件を備
えていなければならない。

一つは国民生活重視である。
グローバル資本主義に寄り添い、国民生活より企業の競争力
を重視し、中産階級の没落を黙認し、国民の二極分化を許容
する自民党に対し、安定した中産階級を国の基礎におき、その
前提のもとで日本経済を安定成長させる道筋を描くことのでき
る政党でなければならない。

もう一つは安全保障であるが、
現実を無視した教条主義的な平和主義に拘るのではなく、世界
の情勢とアジアの現実をにらみ、平和で安定した発展を続ける
にはどの程度の軍事力が必要で、とのような外交政策をとるこ
とが最も良いか、合理的に判断し国民を説得できる政党でなくて
はならない。

財政再建においても、
根本的な解決方法としての30年後の人口構造の改善を最終的
な目標におき、そのために今何をすべきかを明確に定め実行で
きる指導力と、それまでの途中経過として財政の破たんによる社
会困難と国民の老後生活の安定のバランスをとりながらどう舵取
りするかについて、明確に国民に説明できることが必要である。

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posted by ドクター国松 at 11:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の将来 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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