24兆6700億円に設定、前回から1兆2000億円増と大幅
に増額する。
その中身は空輸可能な機動戦闘車99両、F35を28機、
空中給油機3機、早期哨戒機4機等、イージス艦2隻、
潜水艦5隻と言われている。
防衛力増強の目的は中国や北朝鮮の脅威に備えてのもので
あろうが、この装備は局地戦を想定したものでしかない。
対中国、北朝鮮との戦争を想定する上で日本の最大の弱点
は核ミサイル攻撃に対する対抗手段が無いことである。
日本人は国民も政府も、何故か戦争が発生しても中国や北
朝鮮は核攻撃をしてこないと思い込んでいる。
これは根拠なき楽観である。
叔父を裁判後即時に機関銃で死刑にする独裁者に良識を期待
しているのだろうか。メンツを何より重んじる中国軍は日本を滅
ぼせとネットで叫ぶ中国人より理性的で、尖閣の局地戦で日本
に敗れてメンツをつぶされた時に、核ミサイルを使用せすに敗北
を認めることができると考えているのだろうか。
アメリカは自国が核攻撃を受けるリスクを顧みず日本を守ってく
れると考えるほど、日本人はおめでたいのか。
自分の国は自分で守るしかない。とすれば日本が何よりも軍備
増強すべきなのは核ミサイル対策である。
オスプレイや機動戦闘車に金をかけなら、ミサイル防衛網やイー
ジス艦にもっと金をかけるべきである。
F35はもっと数を減らしていいから、中国本土を爆撃できる爆
撃戦闘機を増やすべきである。
現行まだ核兵器を保有できない日本としては、ミサイル防衛と
通常兵器による敵本土攻撃能力を高めることに資金を投入す
べきである。
国際世論は弱い国には抑止力になっても強国に対しては何の
抑止力にもならないことは歴史が証明している。
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