にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ
最初のページはこちらです。

2013年12月03日

トヨタの絶好調が予見する消費税増税後の国内産業の悲惨

トヨタの業績が絶好調てある。14年3月期の決算は過去最高
益を上回る勢いである。

もちろんその最大の要因は円安であるが、それと同じぐらい
利益に貢献したものとして3000億円の原価手減があげられ
ている。

徹底的なコストタウンと部品価格の引下改定がその原動力
となっている。

トヨタの利益拡大は日本経済にとっても大きなプラスである。
しかし、国内に多くあるトヨタの下請け企業の立場に立てば
光景は大きく異なる。

円高の時に納入価格を引き下げられたが、円安になっても
らに引下げを要求された、というのが現状である。

トヨタは栄えても下請企業にはその恩恵は及ばないどころか
さらに苦しくなっているのが現状である。

これは何もトヨタだけの話ではない。多くの大企業も多かれ
少なかれトヨタと同様の対応をとっている。

来年はいよいよ消費税の増税である。政府は価格転嫁を要
求しているが、それが可能とは思えない。消費税は転嫁して
も商品価格そのもので厳しい値下げを要請され、結果的
に弱い下請企業にしわ寄せがくるのは確実である。

多くの下請企業や中小企業にとって、消費税増税が地獄への
入口になることは間違いない。




はげみになりますので、クリックをお願いします

にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly
posted by ドクター国松 at 10:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本企業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック