おいていい加減でその場限りの発言が目立つ
IOC総会における安倍スピーチの「汚染水問題は完全にコ
ントロールされている。」という発言に代表されるように事実
に基づかないことを平気で発言する。
この発言が東京でのオリンピック開催に繋がったと評価する
声が多いが、その後の各種トラブルによりこの時の発言が嘘
であったことは世界に知れ渡っており、日本の総理はその時の
都合で平気でうそをつく、とのイメージの定着は日本という国
にとって大きなマイナスである。
今回も国会において同様な発言があった。
(以下はGENDAI NETから引用)
16日の代表者質問で、民主党の海江田代表がアベノミクス
の核心、賃上げの実効性について尋ねたところ、安倍は自信
満々でこう答えたのである。
「賃金の状況については、夏季のボーナスは3年ぶりの増加
となり、また、今年の春闘について、連合の集計結果によると
、ベースアップを行う企業の割合が5年ぶりに2桁になりました」
これについては連合が「私どもが出している集計は2013年7月
1日時点での春闘の結果をまとめたもので、妥結済み組合5576
組合のうち、賃金改善を獲得したのは584組合、10%強であっ
たという数字です。賃金改善は一時金などが含まれていて、ベ
ースアップではありません。ベースアップした組合が2桁になった
という資料は出していません」と発言している。
事実を都合のいいように誤認したのだとしたら国会での答弁とし
ては不注意であり、嘘をついたのだとすれば論外である。
いずれにしても公の場で、その時々で自分の都合のいいように
誤認しあるいは嘘をついて発言することは、政治家としては致
命的であり、信頼に足る行為ではない。
もし、誤認しての発言であれば、今後事実だ確信できること以外
は安易な発言を避けるべきであり、もし嘘をついたのだとすれば
一国の総理としてあるまじき行為であり、直ちに辞任すべきであ
る。
いやしくも一国の総理たる者は自らの発言に責任を持たねばなら
ない。
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