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2013年10月21日

日中友好という戦後最大の失敗

未来の歴史家が戦後日本の歴史を振り返った時に最大の
政治的失敗として日中友好政策をあげることは間違いがな
いだろう。

ニクソンによる頭越しの米中平和外交に慌てて、ロクに考え
もなく日中国交回復に飛び込んだ日本政府は、それ以後も
対中関係を戦略的に見直すことなく、単に中国を日本企業の
市場として、低賃金労働力の供給地としてしか見ることなく、
多額の資本、技術、人材を投入してきた。

その結果得られたものは何があるだうか。

強力な軍事力とバカにできない技術力を持ちつつ、日本に対
し領土的野心を持つだけでなく、反日的偏見を持ち、ネット上
で日本を壊滅させるべき、と叫ぶ多くの国民を有する反日的国
家である。

この国家に技術を与え、資本を投入して近代国家として生まれ
変わらせた最大の功労者は日本国であるが、皮肉なことにこ
うして育てた国家が牙をむくのも日本に対してである。

戦後日本の日中友好政策は友好的な隣国を作るのではなく、
日本を憎み、機会があれば地上から消滅させようとする強力
な敵国を誕生させたのである。

この原因は戦略的な対中国政策を何一つとらず、中国の内政
に何の干渉も配慮も行わず、目先の利益を追求した結果である。

日中友好政策が現時点で日本にもたらした利益は皆無である。
経済的に見ても何の効果もない。経済的に中国が問題にならな
い小国であった時、既に日本世界第二の経済大国であり、アメリ
カを脅かす地位にあったが、世界第二位の経済大国まて成長した
中国が隣国として存在する現在、日本の経済は低迷している。

市場として、工場としての中国の存在は結局日本経済の地位
向上には何の寄与もしていない。

国民の多額の税金を投入し、日本人が開発した貴重な技術を提供
してきた対中友好政策は何の効果もなく、日本にとって危険な敵を
育成しただけの、戦後最大の失策であった。

この責任は全て自民党政権と外務省の無能さ、目先の利益追求だ
けを考えてきた経団連をはじめとする経済団体に帰すことができる。
彼らの罪はまさに万死に値する。

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posted by ドクター国松 at 10:55 | Comment(1) | TrackBack(0) | 外交・軍事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私は

「日中友好」

という言葉は詐欺用語だと考えています。

「日韓友好」

も同様です。
Posted by ニック at 2013年10月21日 22:28
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