ミクスという社説をのせている。http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304827404579110282995365514.html?mod=WSJJP_hp_bottom_3_3_bucket_3_right#articleTabs%3Darticle
社説は次の言葉で始まっている。
「昨年12月に首相に返り咲いた安倍晋三氏は、違うタイプの
日本のリーダーというイメージを打ち出してきた。しかし、来年
4月1日からの消費税率(現行の5%から8%に)引き上げ敢
行という決断は、安倍首相が最近の前任者たちと同様に、財
務官僚とケインズ主義経済学の囚人だということを露呈させた。」
また、1997年の景気後退を消費税増税ではなくアジア通貨
危機が原因とする財務省の見解を月のように明快に否定して
いる。
「財務省はこの出来事を、アジア金融危機の副産物として解釈
しようとしてきたが、安定した輸出と適度な投資減少が示してい
るように、それが日本にもたらした悪影響は小さかった。当時の
景気後退の71%は消費の3.5%縮小が招いたものだとエコノミ
ストのリック・カッツ氏は見積もっている。その消費増税は住宅市
場の落ち込みも引き起こした。」
さらに、今回の消費税増税については
「日本が自ら陥った財政の罠から抜け出すには、より急速で息の
長い経済成長しかない。安倍首相には新たな改革計画――待望
の第3の矢――で自らの経済プログラムを救うチャンスがまだ残
っている。それなのに安倍首相は、今回の消費増税でまた新たな
逆風を作り出してしまった。」
と批判している。
これをもってしても消費税の増税か国際公約だとする増税推進派
の主張が国民を騙すための大嘘だったことは明らかである。
はげみになりますので、クリックをお願いします