にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ
最初のページはこちらです。

2013年09月25日

安倍総理は本当に、消費税増税だけに政治生命をかけたいのか、胸に手をあてて考えたほうがいい

何のために消費税を増税するのか、あいまいになっている。

消費税増税分は全額社会保障のために利用すると言って
いたが、社会保障をどうするかという議論もされていない。

巷で言われているのは法人税率の引下げや復興法人税の
廃止、投資減税や公共投資等の税金をばら撒く経済対策
の話ばかりである。

税収が不足するから増税するはずが、いつの間にか税金を
使う話ばかりになっている。

今では消費税増税で増える6兆円の税金の内5兆円を使うと
いう。

消費税増税論者が如何に消費税増税が景気に悪いかを確信
していることが良くわかる。

しかし、誰が考えてもわかることだが、増税による景気悪化を
防ぐために6兆円の内5兆円も使う必要があるなら、増税を1年
延期する方が余程合理的である。

車のスピードを維持するのに、ブレーキを踏みながらアクセルを
強く踏むバカはいない。ガソリンの無駄だし車にも悪い。

今政府のしようとしていることはそれである。

一方、来年からの消費税増税を強行し景気が悪化すれば安倍
総理はただで済みそうもない。経済を改善するという公約の違反
とるからである。

悪くいけば退陣であり、少なくとも憲法改正等の本来したい政策
に着手する余裕はなくなる。

ダイヤモンドオンラインの記事にもあるが、景気が悪くなる可能性
は高い。

緊急アンケートではhttp://diamond.jp/articles/-/42091
各年代とも消費税増税反対が70%を超えている。特に20歳
〜29歳は反対が76%、30歳〜39才は78%と、一段と高くな
っている。また、もし消費税率が引き上げられても、同じように
買い物を続けるかどうかを聞いた。「今までどおり」と消費行動を
変えないと答えた人は、全体の約3割。「買は控える」は55%、
「分からない」を合わせると約7割となった。

財務省の意向を受けた大手マスコミのアンケート結果より、こち
らの方がより実態に近い。

個人消費は大幅に減ると考えるべきだろう。

また、熊野英生・第一生命経済研究所経済調査部 首席エコノミスト
は、外部要因による景気悪化の可能性を警告している。
http://diamond.jp/articles/-/42089?page=2
景気回復を第一に考えているならば、少しでも景気悪化の
リスクを減らしておくのが政治家として正しい判断である。

今、この時期に消費税を増税することは、台風がくるかもしれない
時に窓を開けておくようなものである。

今までの幸運に浮かれていると足元をすくわれる可能性は高い。

はげみになりますので、クリックをお願いします

にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly
posted by ドクター国松 at 10:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 消費税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック