日本経済にとって朗報である。
長期にわたる日本経済の低迷は多分に心理的要素に負う
のが大きかった。
雇用も不安定で給料も上がらず、社会保障の不安もあり、
将来も期待できない。だから消費を控え貯蓄を増やす。
日本では人口減で少子高齢化が進み、需要の増加は期待
できない。だから企業は国内での投資を手控え雇用が増え
ない。
その結果、利用されないマネーが増加してきたが、国は財政
赤字が気になり、思い切った公共投資ができない。
その結果日本の経済は停滞を続けてきた。今回オリンピック
が開催されることで、2020年までの間、その準備として各種イ
ンフラ整備のために、否応なく政府資金を使わざるを得なくなり、
これは日本経済にとって大いにプラスである。
企業もまた、国内に有望な投資対象を見つけることができ、
投資の増加が期待できる。
これは日本の心理的閉塞感を脱却する契機となりうる。
もし、消費税増税が2年延期でき、個人需要の縮小を防ぐこと
ができれは、今回やっと日本はバブル崩壊後の不況から脱出
できるかもしれない。
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