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2013年08月21日

1997年当時と事情が異なるので予定通り消費税を増税しても景気は大丈夫という増税維新派を信用できるか?

消費税を予定通り増税すべきだと主張する増税推進派は
次の二つの理由を挙げる。

一つは予定通り消費税を増税しないと国際的信用を失い
金利が上昇し大変なことになるという脅迫
(これについては反論済)

もう一つは、1997年当時と違い企業の財務が健全化し
ているので影響は少ないという仮説である。

しかし、橋本内閣当時増税推進派は経済環境が良くなっ
たから大丈夫だと橋本首相の背中を押した。

当時から企業の不良債権問題は周知の事実であったが、
増税推進派はその事実を重視せず景気回復ばかりを強調
し増税を実現した。

今また増税推進派は景気回復とその当時は無視していた財
務の健全化を持ち出し、増税を推進しようとしている。

また、今回の増税が失敗した彼らは別の理由を見つけ出し
言い訳することだろう。

増税推進派の言うことが信用できないのは、彼らは常に増税に
都合の良い理由だけを強調し、都合の悪い話は軽視するか
隠ぺいすることにある。

テブレからの脱却は日本の至上命題であり、今回が最後のチャ
ンスであり、これを逃せば日本が復活するチャンスは二度とこな
いだろう。

今この大事な時期にデフレ脱却の大きな障害となることが明白
な予定通りの増税を主張する者どもは、万一失敗した場合腹を
切る覚悟をもっておくべきである。

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posted by ドクター国松 at 11:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 消費税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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