し、自動車社会は必然的にある程度の確率で人命を犠牲に
することを前提として成立するものである。
人の命は何よりも尊いと口では言いながら、利便性のため
に年間2000人程度の人命を犠牲にしてきたのである。
車社会の維持はたかだか2000人程度の命より重要という
暗黙のコンセンサスが車社会を継続させているが、人命が
重要であることを表だって否定できる者もいない。
今ようやく技術の進歩で自動ブレーキのシステムを5万円
で提供できるようになった。
この装置で完全に交通事故を防げるわけではないが、大幅
に削減できることは間違いない。
もし、政策担当者が本当に人命は大切だと考えているなら、
日本で走行する車にはこのフレーキの設置を義務づけるべ
きである。
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