中・韓との関係をこれ以上悪化させないための現実的判断
とアメリカの圧力を勘案した上での決断であろう。
毎年この時期になると靖国参拝問題がクローズアップされる
が、実際のところ今の靖国では国として参拝するに値しない。
その理由は日本を敗戦に導き国民に苦難を強いた戦犯が責
任をとることなく祭られたままになっているからである。
勿論、それは戦後裁判によるA級戦犯のことをいっているわけ
ではない。
まず、日本人自らが大戦の始まりから敗戦までの歴史を総括し
勝利の目途もたてないまま戦争に突入した者、戦略失敗で敗
戦に導いた者、敗戦のタイミングを誤り被害を大きくした者を
特定し、彼らを戦犯として靖国から排除せねばならない。
死んだらそれ以上追及しないのでは何度でも同じ過ちが繰り返
される。死んだ人間に鞭打ち、その責任を徹底的に追求し歴史
に刻む厳しさがなければならない。
再び戦争のリスクが増している今こそ、敗戦の責任(決して戦争
責任ではない)を厳しく追及し国民の前に明らかに示すべきである。
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