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2013年07月29日

投票に行きたくない奴を無理に投票に行かせる必要はない。

参院選投票率52.61%と戦後3番目の低さであったことを
問題視し、どうしたら投票率があげられるか、ということを議
論する報道が多かった。

以前、私は何回か投票にいかない者からは投票権をはく奪
し、一定期間ボランティアに従事することで投票権を復活す
るようにすれば、もっと投票権を大事にし投票に行くのでは
ないかと考えていた。

しかし、いまは考えを変えることにした。テレビ番組で20代
から30代の若者を対象に投票に行かなかった理由を聞い
ていたが、バカバカしくて開いた口がふさがらない。

別にそんな浅はかな考えしかなく、世の中の仕組みを理解
していない者に投票をしてもらう必要はない。

彼らが投票しなくても議員は選出され政治は機能する。

民主主義という制度は国民に無理やり投票を強制すること
で健全に機能する制度ではない。政治参加の意思を持ち自
らの主張を政治に反映させたいと思う者が投票権を行使す
ることで機能する。

投票率が50%を下回っても、別に気にする必要はない。投
票権を放棄した者の権利が侵害され利益が失われるだけで
あり自業自得であろう。

今の時代、財源は少なくやるべきことは多い。若者が投票に
行かないならば財源は投票に行く者のために使われること
になる。

また、実際そのように使われている。一人一票の平等の権
利を前提とする民主主義精度においては、国家の資金
票に熱心でない無党派層のためではなく、選挙に積極的に
協力し、必ず投票に行き自民党を支持する建設業界のような
既得権層のためにより多く使われるのは当然のことであり理に
かなっている。

また、社会保障関連費用が投票に行かない若者よりも、投
票率の高い高齢者のためにより多く使用されるのも当然の
帰結である。

若者は無理に投票に行く必要はない。遊びに行けばいい。
投票に行かないことはできても税金や社会保障費を免れる
ことはできないのだから、君たちが投票に行かなくても何も
困らない。

むしろ、政治に何も期待しない方がありがたい。その分他に
資金を回すことができる。

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posted by ドクター国松 at 10:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 危うい日本の民主主義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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