にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ
最初のページはこちらです。

2013年07月08日

貯蓄から投資への次はNISA、常に狙われる中高年の金

最近証券会社によるNISAの勧誘が活発になってきた。
毎年100万円で総額500万円まで、株式や投資信託
の売買益や配当利益が無税になる、というのが売りである。

来年から株式の売買益や配当金等に対する税金が10%
から20%に上昇することで株式が下落するのを防ぐ目的
もあり導入されたものである。

しかし、また多くの中高年がせっかく節約して貯めてきた大事
な資金を奪い取られることになりそうである。

今株式売買を積極的に行っている個人投資家は、どちらかと
いうと取引経験も豊富で知識もある個人である。彼らは税金
が20%になれば収益率が落ちることから一旦は投資を縮小
する。

その穴埋めとしてNISAを活用して株式を買うことを期待されて
いる層は投資に関する素人であり知識も少ない。

しかもNISAでは一旦売却すると、その資金で再度購入しても
NISAの対象とならない。

つまりNISAの利用者に期待されているのは、買った株をじっと
保有し続けることである。

しかし、少しでも株式投資をしておればわかることだが、今は
株式を持ちづけることで利益を得るのは困難である。

ヘッジファンドや海外投資家が手ぐすねひいて子羊の到着を
待っている。


結局のところ、かって小泉・竹中による貯蓄から投資へという言
葉に踊らされ、株式投資に参入し大きな損を抱えて株式投資か
ら撤退したことの二の舞になりそうである。

はげみになりますので、クリックをお願いします

にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly
posted by ドクター国松 at 13:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 金融 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック