どかかってひとまず沈静化した。
暴動の発端は、ストックホルム郊外のヒュースビー地区に住
む69歳のポーランド系移民の男性を、彼の自宅で、彼の妻
の目前で警察官が射殺したことだ。
男性はこの日、妻とレストランに出かけ、その帰りに数人の若
いギャングにつきまとわれ、嫌がらせをされた。男性はナイフを
バルコニーから振り回し、「殺してやる」と叫んでいる。
近所の住民が警察へ通報し、数人の警察官が彼のアパートへ
向かったが、妻の証言によると、この夫婦は到着した警察をギ
ャングの一味がまた戻ってきたと思ったのだという。
警察が到着した時、男性は自室の中へ戻っていたが、またナイ
フを持ちバルコニーへ出て同様に振りかざしている。警察はアパ
ートに押し入り、目撃者によると5〜6発の銃弾を発射した。妻は
「警察は頭部を撃った」と証言している。
以上はJBPRESSの記事から引用
スウェーデンでは1921年に死刑制度は廃止されているが、この
警察の行動をみると裁判所に代わって警察が死刑を執行している
ことがわかる。
理想主義と建前の人権尊重は欧米社会の特徴であるが、
その裏で根強い人種差別が存在することは誰でも知っている
事実である。死刑制度廃止という建前の裏で何が行われてい
るか、今回のスウェーデンでの暴動が露見させた。
はげみになりますので、クリックをお願いします