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2013年06月04日

スウェーデン暴動で露見した死刑廃止という茶番

5月19日にストックホルム郊外で発生した暴動は、1週間ほ
どかかってひとまず沈静化した。

暴動の発端は、ストックホルム郊外のヒュースビー地区に住
む69歳のポーランド系移民の男性を、彼の自宅で、彼の妻
の目前で警察官が射殺したことだ。

男性はこの日、妻とレストランに出かけ、その帰りに数人の若
いギャングにつきまとわれ、嫌がらせをされた。男性はナイフを
バルコニーから振り回し、「殺してやる」と叫んでいる。

 近所の住民が警察へ通報し、数人の警察官が彼のアパートへ
向かったが、妻の証言によると、この夫婦は到着した警察をギ
ャングの一味がまた戻ってきたと思ったのだという。

 警察が到着した時、男性は自室の中へ戻っていたが、またナイ
フを持ちバルコニーへ出て同様に振りかざしている。警察はアパ
ートに押し入り、目撃者によると5〜6発の銃弾を発射した。妻は
「警察は頭部を撃った」と証言している。

以上はJBPRESSの記事から引用

スウェーデンでは1921年に死刑制度は廃止されているが、この
警察の行動をみると裁判所に代わって警察が死刑を執行している
ことがわかる。

理想主義と建前の人権尊重は欧米社会の特徴であるが、
その裏で根強い人種差別が存在することは誰でも知っている
事実である。死刑制度廃止という建前の裏で何が行われてい
るか、今回のスウェーデンでの暴動が露見させた。

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posted by ドクター国松 at 11:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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