マスコミの報道姿勢を見ていると、いつものことだが日本に
とって都合の悪そうなことがおこると俄然張り切っている態
度がみえみえである。
長期金利が少し上がっては、日銀の緩和政策の失敗だと
言い、このままだと国債の利払いが増え大変なこととなる、
と大騒ぎする。
株価があがるとバブルだと言い、下がると資産バブルの崩壊
アベノミクスの失敗だと書き煽る。
ようするに、マスコミは日本にとって具合の悪そうなことが
おこるとうれしくて仕方がないらしい。子供のようにはしゃいで
幼稚なつまらない意見を言いふらす。
日銀が国債を大量に購入し、品薄になったところに株価上
昇を見た一部機関投資家が国債から株式に乗り換えれば、
国債価格の下落がおこっても少しも不思議はない。
しかし、根本原因が日銀による国債吸い上げにある限り、
これを調整すれば金利上昇は解消される。バカなマスコミ
が大騒ぎしているような状況では全くない。
また、株価もこれだけ急上昇すれば、今回の下落程度は
起こって当然であり、これをもってアベノミクスの成否を論
じる問題ではない。
日本のマスコミの大きな欠点は無知であることであり、そ
のくせ幼稚な理屈で騒ぎすぎることである。
現在の株価やその下落はバブルやバブルの崩壊というに
ほど遠い。よくバブル期の状況を理解してから発言すべき
である。
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